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この夏、小学生の子どもたちと母子3組で北陸旅行へ行ってきました。今回のルートは、
東京→福井・勝山→金沢→東京
です。旅の一番の目的は、福井県立恐竜博物館。
とはいえ、現在11歳の長男も次男8歳も、子どもたちはすでに恐竜ブームを過ぎています。恐竜の名前を次々覚え、図鑑を眺めていたのは、おそらく4〜5歳ごろだったなぁ。
「もっと小さいときに連れてきたかったな」
そんな気持ちもありつつ訪れたのですが…
実際に行ってみると、恐竜への熱が落ち着いた小学生でも十分に楽しめました。
特に夢中になったのが、約1億年前の地層から運ばれた石を割る化石発掘体験。
子どもたちは植物の化石を見つけ、自分の手で本物の化石を発掘できたことに大満足。さらに、公共交通機関で行くには少し遠い恐竜博物館も、移動手段と宿泊先をあらかじめ整えておけば、車なしの母子旅行でも大丈夫でしたよ!
移動のヒント
- (往路)JR福井駅→えちぜん鉄道勝山駅→ローカルバスで恐竜博物館へ
- (博物館からホテル)ホテルのシャトルバスで恐竜博物館→JAM福井勝山東急ホテル
- (復路)ホテルのシャトルバスでJAM福井勝山東急ホテル→JR福井駅
恐竜博物館↔︎ホテルの移動にはシャトルバスが利用できました。勝山では食事や遊び、大浴場などがホテル内で完結するリゾートホテルを拠点にしました。
後半は金沢へ移動。
金沢にはこれまでにも何度か訪れているため、今回は兼六園や近江町市場といった定番観光地ではなく、金沢港まで足を延ばしてみました。
市場に並ぶ魚を自分たちで選び、その場で捌いてもらって食べるという、北陸ならではの体験も。
恐竜、化石、山のホテル、港町、そして新鮮な魚。
子どもも母も大満足だった、夏の北陸母子旅行を紹介します!
今回の北陸母子旅行のルート
今回の大まかな旅程はこちらです。
1日目:東京から福井・勝山へ
- 東京駅から北陸新幹線で福井駅へ
- 福井駅から勝山方面へ移動
- 福井県立恐竜博物館を見学
- 化石発掘体験
- 勝山のリゾートホテルに宿泊
2日目:勝山から金沢へ
- ホテルで遊んでからチェックアウト
- 勝山から福井駅へ
- 北陸新幹線で金沢駅へ
- 金沢駅前のホテルに宿泊
3日目:金沢港エリアを観光
- 金沢港いきいき魚市
- 石川県金沢港大野からくり記念館
- 金沢港周辺を散策
- 金沢駅から北陸新幹線で東京へ
福井県立恐竜博物館は、福井駅から離れた勝山市にあります。
車がないと難しそうに感じますが、福井駅から恐竜博物館へ向かう直行バスや、えちぜん鉄道の勝山駅と恐竜博物館を結ぶバスなどが運行されています。運行日や予約の要否は時期によって異なるため、旅行前に公式サイトでの確認が必要です。
恐竜博物館は車なしでも行ける?母子旅行で困らなかった理由
福井県立恐竜博物館は、全国的に有名な博物館でありながら、場所はかなり山の中。最寄りの新幹線駅である福井駅から、さらに勝山市まで移動しなければなりません。
母子3組で、荷物も持って移動することを考えると、旅行前は少し不安でした。
でも、福井駅・勝山駅・恐竜博物館周辺にはバスが運行しているので、時間をあらかじめ確認しておけば、車なしでも訪れることができます。
今回は、恐竜博物館を見たあとに勝山のホテルへ移動し、翌日はホテルのシャトルバスでJR福井駅へ戻るルートにしました。
日帰りで福井駅と恐竜博物館を往復するよりも、勝山に一泊したことで、移動に追われずに済んだと思います。子連れ旅行では、観光地の数を増やすよりも、
「観光する場所の近くに泊まる」
ことが、親の疲れをかなり減らしてくれました!
恐竜ブームを過ぎた11歳でも、恐竜博物館は楽しめる?
福井県立恐竜博物館へ行くと決めたとき、少し気になっていたのが子どもたちの年齢です。わが家の恐竜ブームは、とっくに過ぎていました。
小さいころには恐竜図鑑を見たり、恐竜の名前を覚えたりしていましたが、現在11歳。正直なところ、
「もっと早く連れてきたほうが楽しめたのでは?」
とも思いました。もちろん、館内には巨大な恐竜の全身骨格や動く恐竜模型があり、展示のスケールには圧倒されます。
ただ、今回の旅行で子どもたちの記憶に最も残ったのは、博物館を「見ること」よりも、実際に手を動かした化石発掘体験でした。
一番盛り上がったのは、本物の化石発掘体験
化石発掘体験では、発掘現場から運ばれた石をハンマーで割り、石の中に化石が残っていないかを探します。福井県勝山市北谷町には、前期白亜紀の地層である手取層群北谷層があり、恐竜をはじめ、植物や貝などのさまざまな化石が見つかっています。

ただ石を割っているように見えても、割れた断面をよく見ると、色や模様の違う部分があります。事前レクチャーで、こういうのが化石、っていうわかりやすいポイントを教えてくれました。
「これ、化石かもしれない!」
ピンときたら、近くにいるスタッフの方に持っていくと、ルーペで確認してくれます。ドキドキ。
集中しながら探した結果、子どもたちは植物の化石を発見できました。
恐竜の骨や歯じゃなかったけど、それでも、自分が割った石の中から、約1億年前に生きていた植物の痕跡が現れたことに大興奮!買ったものでも、用意されたレプリカでもない、本物です。
恐竜そのものへの興味が落ち着いた小学生たちでしたが
- 地層ができるまでの時間
- なぜ石の中に植物が残っているのか
- 今いる場所に、昔はどんな景色が広がっていたのか
といったことまで想像できたみたい。恐竜ブームのピークを過ぎていても、小学生になった今だからこそ味わえる面白さがあったのかもしれません。化石発掘体験は事前予約制で、空きがある場合のみ当日予約が可能です。旅行日が決まったら、早めに予約しておくのがおすすめです。
軍手が必要でした。受付でも売っていますが、私たちは自宅から持っていきました。ノミやハンマーは貸してもらえます。
勝山では「ホテル内で全部済む」ことが母子旅行の正解だった
恐竜博物館を見学したあとは、勝山市内の「JAM福井勝山東急ホテル&リゾーツ」へ。このホテルを選んだ理由は、宿泊するだけではなく、食事や遊び、お風呂までホテル内で楽しめることでした。
子連れ旅行では、観光を終えたあとに、
「夕食を食べる店を探す」
「疲れた子どもを連れて、もう一度外出する」
って、地味に大変ですよね…?私けっこうストレス感じちゃう。
ホテルに着いた時点で母の体力もかなり減っていたりします。その点、ホテルの中で食事も遊びも完結すれば、チェックイン後は移動を考えなくて済みます。

子どもたちはホテル内でも存分に遊び、私は温泉と食事を楽しむことができました。恐竜博物館を訪れる車なしの子連れ旅行では、福井駅まで戻るよりも、勝山周辺に宿泊するルートがおすすめです!
ホテルについては、客室や食事、館内の遊び、母子旅行で感じたメリットを別の記事で詳しく紹介しています。
→【宿泊記】JAM福井勝山東急ホテル&リゾーツは子連れ恐竜旅行の拠点に便利でした
勝山から金沢へ。到着が遅い日は駅前ホテルが便利
勝山で一泊したあとは、福井駅へ戻り、北陸新幹線で金沢へ。福井で3家族が解散して、金沢に到着するころには夜になりました。
子どもたちも私も疲れていることが予想できたため、金沢では駅からすぐの「ANAクラウンプラザホテル金沢」に宿泊しました。ホテルは金沢駅から徒歩約1分。駅からほぼ直結と感じる近さで、雨の日でも移動しやすい立地です。

福井からの移動日だったので、この近さには本当に助けられました。客室も広く、荷物を置いてもかなり広さに余裕がありました。一方で、子連れの連泊旅行で困ったのが、ホテル内に気軽に利用できるコインランドリーがなかったこと。
夏の母子旅行では洗濯物が多くなるため、ランドリーの有無はホテル選びで確認しておいたほうがよいポイントです。それでも、
- 金沢駅から近い
- 到着後すぐに荷物を置ける
- 翌日のバス移動にも便利
- 部屋が広く、親子で過ごしやすい
というメリットは大きく、移動日の宿としてはとても快適でした。
→【宿泊記】ANAクラウンプラザホテル金沢(これから書きます)
何度目かの金沢だから、今回は足を伸ばして金沢港へ
金沢はこれまでにも何度か訪れています。兼六園や金沢城、ひがし茶屋街、近江町市場など、代表的な観光地はすでに訪れていたため、今回は少し足を延ばして金沢港方面へ行ってみました。
訪れたのは、
- 金沢港いきいき魚市
- 石川県金沢港大野からくり記念館
- 金沢港周辺
です。
石川県金沢港大野からくり記念館がある大野町は、港と醤油の町として栄えた地域。周辺には金沢港クルーズターミナルや、金沢港いきいき魚市などもあります。
中心部の華やかな金沢とは、また少し違う雰囲気。観光客で混雑する定番コースを離れ、港町をのんびり散策できました。

からくり記念館は、大人も子どももつい夢中になる
石川県金沢港大野からくり記念館には、昔のからくり人形や、実際に触れて遊べる仕掛けが展示されています。見るだけの博物館ではなく、自分で動かしたり、仕組みを考えたりできるため、小学生の子どもたちも楽しめました。
現代のおもちゃやゲームとは違い、電気を使わずに人を驚かせるからくり。
「どうしてこう動くんだろう?」
と、子どもと一緒にカラクリおもちゃに格闘する大人がたくさんいました。
恐竜博物館で1億年前の世界に触れ、金沢では昔の人の知恵に触れる。なんだか今回の旅はさまざまな時代を行き来しているようでした。
市場で魚を選び、その場で捌いてもらう体験
金沢港で特に印象に残ったのが、金沢港いきいき魚市。
ここには、金沢市近郊の港で水揚げされた旬の魚介が並びます。漁師や鮮魚店が直接販売しており、季節ごとの地魚を購入できます。市場に並んでいる魚を眺めながら、子どもたちと食べたいものを選びました。



そして、選んだ魚をその場で捌いてもらい、いただきます!
スーパーでは、すでに切り身や刺身になった状態で魚を見ることがほとんど。
魚そのものを見て、「この魚を食べてみたい」と選んで、それが目の前で捌かれて、それを食べる
子どもたちにとって特別だったみたい。
近江町市場とはまた違う、港の市場ならではの楽しさがありました。
母子旅行は、予定を詰めすぎないほうが満足できる
今回の北陸旅行では、観光地をたくさん回ることよりも、ひとつひとつの場所をゆっくり楽しむことを優先しました。
恐竜博物館の日は勝山に泊まり、ホテルに着いたあとは外出しない。
金沢への移動日は、駅前のホテルに泊まる。
金沢では定番観光地を詰め込まず、金沢港エリアに絞る。このくらいの余白があったからこそ、母も子どもも疲れすぎずに旅を終えられたのだと思います。
母子旅行では、母が疲れてしまうと、旅全体が回らなくなります(汗)。
「せっかく来たから、もう一か所」と予定を追加するより、
ホテルへ早めに入り、子どもが遊んでいる間に母も休める旅程にする。
これが、今回の旅であらためて感じた大切なポイントでした。
恐竜ブームを過ぎていても、福井へ行ってよかった
福井県立恐竜博物館へ行くなら、本当は恐竜が大好きだった4〜5歳のころが一番よかったのかもしれません。でも、11歳と8歳になった今でも、行ってよかったです。
幼児期なら、動く恐竜や大きな骨格に夢中になったはず。小学生になった今は、石の中から現れた植物の化石を見て、その向こうにある1億年前の時間を想像できます。年齢によって、楽しみ方は変わるのですね。
そして金沢では、市場の魚を選んで食べたり、昔のからくりを動かしたりと、見るだけではない体験ができました。
恐竜ブームを過ぎた小学生でも、十分に楽しめた福井。
何度目かでも、まだ知らない場所が見つかった金沢。
移動には少し時間がかかりましたが、ホテル選びと旅程を工夫したことで、車なしの母子旅行でも無理なく楽しめました。
北陸は、土地のお祭りも盛り上がるようです。またすぐにでも行きたくなっています。


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